テオブロマ

赤と白とロイヤルブルーのテオブロマのレビュー・感想・評価

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)
3.4
ロイヤルBL。2人の関係が想像の3倍くらいサクサク進展するし全体の物語もテンポよく進む。イギリス国王が実在の前アメリカ大統領に似てない?って思ったんだけどウォチパで一緒に観てた友達も同じこと言ってた。寄せてるよねあれ。

ほぼ全員が多様性に理解があるので、驚きはしても受容が早い。みんな後押ししてくれるし的確なアドバイスもくれるけど、動転したアレックス姉の「お黙りください」「首をブレグジット」には笑った。もうちょっとパパラッチとかへの警戒心とか…と思ってたら、こいつ絶対やらかすだろと初見で思った記者が本当にやらかしてくれる。期待を裏切らない。これまでのメッセージ全部流出はエグ過ぎ。

関係を貫くならヘンリーが王室離脱してアメリカに移住するしかないかなって思ったけど、そこは予想を裏切る優しい結末で、今風だなあと思った。何だか結婚してアメリカ移住した日本のプリンセスや、王室離脱してアメリカに渡ったイギリス王子夫婦に思いを馳せてしまった。原作も読んでみたい。
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