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ザ・クリエイター/創造者のhirobeyのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

予告を観て、劇場で観ようと思っていた作品。CGや音響はさすが。ただ、どこか既視感も。
ついでに、劇場で観るリスクが。それは後述。

たまたま、「キル・ビルvol.2」「たそがれ清兵衛」に続いて、女の子がとても可愛らしい作品を観ることになった。

人類とAIの近未来戦争という図式はSFとしては陳腐。なので、本作では主人公を味方にしてAI側を描いている。渡辺謙ですらAIロボット役だった。"謙ドロイド"👍

現在も、世界中で戦争があって人は殺しあっている。近未来を描いた作品も、多くは争っている。その方が興行的に受けるからという理由以上に、人が戦争をしている姿の方が想像し易いのかもしれない。

アジアvsアメリカの構図も何だかなぁだし、アジア=農業という描き方にも疑問が。また、マヤの眠る金ピカ屋根の寺院も、深い山中とは言え山頂付近にあるから上から丸見えで、とっくに標的になっているのではという点も気になった。他にも。

*****

さて、本編が始まった直後に、トレーを持って入ってきたおじさん。前の席に座ったと思ったら、直ぐに私の一つ空けた横に座り直してきた。本来は座席指定なのだが、空席が多いしそこは目を瞑った。続いて、むしゃむしゃと静かなシーンでの咀嚼音。これも、飲食可の劇場だから百歩譲って我慢。(出来れば音が大きいシーンだったら良かったが)
ここまでは許せていたが、どうも腕に付けているデジタル系の機器(時計か健康器具的なもの)が、腕を動かすたびにピカピカと光る。何度も何度も光る。これには参った。本人も気が付いているはずだ。おかげで相当な時間集中できなかったのが残念だった。
劇場鑑賞でこういうリスクを回避するいい方法はないものだろうか。
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