2023/10/21ユナイテッドシネマ札幌IMAXレーザーシアターにて鑑賞。
スターウォーズシリーズの中でも評価が高い名作「ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズが監督・原案・脚本・製作を担当した力作のSF映画。主演は「テネット」のジョン・デヴィット・ワシントン、日本からも渡辺謙さんが出演。
人類VSAIの戦いになってしまった遠くない未来。潜入捜査官だった男ジョシュアと少女の姿をした超進化型AIのアルフィーからみたAI（人工知能）に頼り過ぎた悲劇の物語。
心にずしっと来るものがあったし、「ローグワン」での経験をうまく生かしたストーリー展開も重厚感があっていい。劇中流れるBGMも少なめで、一緒に現場にいるような感覚を体験させてくれるし、章ごとに分けて描かれているので観やすくてのめり込みやすい。
そして、なんといってもメッセージ性が強い作品でしたねぇ。進化したAIが心を持ったら殺せるか？愛せるか？が問われるシーンが多い。ロボットだから・・・というような考えを持てなくなるかもしれないし、リアルガチな現実でもAIが進化し続けているから、この作品を観て下手したらこうなってしまうかもと思うと、人間、AI持ちつ持たれつ未来は仲良くしていこうぜっ！！と観終わった後感じてしまいました。
少女の姿のAIのアルフィーがねぇ～いいんすよっ！！ジョシュアと一緒に行動するんだけども、徐々にねぇ表情がねぇ好きでしたわぁ。ぜひ注目していただきたい。
ほぼジョシュアの相棒やんっと言えるハルン役の渡辺謙さんもカッコいいんだっ！！ぜひ注目していただきたい。日本好きのギャレス・エドワーズ監督の近未来アジアのシーンもご注目あれ。
人類VSAIの結末。そして、ジョシュアとアルフィーが直面する衝撃の真実とは？バトルメインではなく説明できないほどの濃厚なドラマにも注目していただき、これからの未来を生きていく中で1人1人きっと何かを感じ取れる作品だと私は思いました。
ぜひ、多くの人に大スクリーンでこの濃厚な物語を楽しんでいただきたいです。
