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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズのsymaxのレビュー・感想・評価

3.6
"あの日の事が忘れられない…"

マイクは、今日も夢の中で弟のギャレットを誘拐した犯人を探している…あの時、犯人の顔を見たはず…でも記憶の中にその顔は埋もれてしまっていたのだ…

マイクは歳の離れた妹・アビーと二人暮らし…両親はすでに他界…ギャレットが誘拐されてから、幸せだった理想の家族は消えてしまった…それでも幼い妹との生活を守るために新たな仕事を探さなければ…そこで見つけたのが、閉鎖されたピザレストランの警備…その場所は80年代に子供が消えた場所…

ホラーゲームが原作である本作…私のゲーム遍歴は、プレステⅠの"ギレンの野望"で、ドズル・ザビ中将のお言葉通りビグ・ザムを量産化し、連邦軍を3ターンでけちょんけちょんにしたところで終わっており、本作ゲームの事など、これっぽちもしらん…ですが、安定の"ブラムハウス"印ですから、ゲームを知らんでも楽しめるやろ?っという事で鑑賞。

今作は、怖さとグロさはグッと抑えられ、恐怖というよりも、世にも恐ろしい経験故に、トラウマを抱えてしまった青年が、そのトラウマを乗り越えるドラマになっており、ストーリー展開がしっかりしています。

よって、ホラーを楽しみたい方には少々物足りないかも?

私の印象は、"ブラック・フォン"に近いかな?…でした。

安易にCGではなく、実際にアマトロニクスを使っているところが肝で、ちょっとレトロで可愛いようで、不気味なデザインのマスコットが馬鹿ばかしくもあり、怖いようでもあり…

私は、結構好きな部類に入る作品でした。

『あの』人が出てきた時は、『あの』作品のアレだし、よもや…と思ってたら…まんまなので思わず笑ってしまいましたが…続編も製作するようで…次も出てくるのでしょうか?…
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