森の奥で平和に暮らす部族に、何者かが密かに忍び寄る...
そこから始まる怒涛の日々が地獄のようだった。
スリリングでずっとエネルギッシュな作品。
マヤ文明といえば..天文学と生贄と、カニバリズム。
メル・ギブソン監督が描くマヤを、怖いもの見たさで覗いてみたら...それは想像していたよりもずっと、残酷でダイナミックな世界でした。
舞台は16世紀のユカタン半島。崩壊の時を迎えようとしている、マヤ文明の前途を暗示します。
まずキャストたちが原住民にしか見えない。顔中に刺した装身具、全身に刻まれたタトゥー、聞き慣れないマヤ語もエキゾチズム!
格段のリアリズムに、作りものということをつい忘れてしまう。
ぅぉぉおおお
もの凄い人数のエキストラで描かれたマヤ帝国。映像で見るとかなり残酷で衝撃的です。
彼らの信じる神は、それを本当に喜んでいたのだろうか..と、思ってしまいました。
そして...
密林で繰り広げられる地獄のような逃走劇は、獣のように野蛮で残酷で。凄い緊張感と疾走感だった。
何としても生き残ってほしいと願う。
過酷な運命はいかに。。
こんなこと本当にやってた時代があったのですよね...。