さちえ

哀れなるものたちのさちえのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.5
妊娠している身投げして亡くなった女性がマッドサイエンティスト?に拾われて、まだ生きていた胎児の脳を移植されるお話

と書くとグロく感じるけど、若干の手術シーンはありますがさほどグロくはありませんでした
でも食事シーンが汚かったり綺麗じゃない生々しい性描写が多くて生理的に不快なシーンはかなり多いかも
大人の体で赤子の脳を持つとどうなるのかは興味深いテーマだとは思います

衣装や小道具、町並みは素晴らしく綺麗でした✨
さすがアカデミー賞美術賞&衣装デザイン賞
主演女優賞のエマ・ストーンも見事❗女王陛下のお気に入りのアビゲイル役の人だよね?全然別人💦そして体張りすぎ…

ある種のカルト映画だと思うので好きな人にはたまらない作品だと思います、ハマる人は何回も見そう
私的にはちょっと毒々しくて1回でお腹いっぱいになりました

観終わったあとにジャンルがコメディになってることに気付いたけれど、女性の自立がテーマの社会派作品のように感じました
赤子の脳を持ち本能のままに行動していたベラが、急速に自我を持ち、自立していく様子は女として観ていて爽快だったけれど男性はどう感じるのでしょうね…

熱烈ジャンプのネーミングセンスは笑った🤣
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