『哀れなるものたち』(2024)
原題:Poor Things
不幸な若い女性ベラは自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスターによって自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。「世界を自分の目で見たい」という強い欲望にかられた彼女は、放蕩者の弁護士ダンカンに誘われて大陸横断の旅に出る。大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見つめるベラは時代の偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を遂げていく。(映画.comより引用)
エマ・ストーンの挑戦が凄すぎる。
ここまでの脱ぎシーンがあるから一番気になったのは、エマストーンが現場の圧に押されたのではないかという事を真っ先に思いついたが、やはり海外映画撮影現場は進んでいて、インティマシーコーディネーターが入っていた。
その記事もあり、しかもエマストーン自身が感謝していたということらしい。日本でも早く進むといいな、特に映画業界。
そして、ベラの成長が著しくて、行動、語彙力、表情がみるみるうちに変わっていき、段々と他人に指摘できるほど思考能力が完成していたこと。
観客側が胎児の脳を入れられたベラを最初は下に見ていたところがいつの間にか、現代まである価値観も切り捨てられたところは見事だったと思う。
2024-224