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哀れなるものたちのsanyaaanのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.5
【大人の体と新生児の頭脳で世界を旅し成長していく】700

《感想》
原題:poor things :「かわいそうに」,「気の毒に」

好き嫌いが大きく分かれそうな世界観。
私にはこの不思議な世界観が合わなかった。

その不思議な世界が面白いと言えば面白い。
この感性と発想は何処から生まれてくるのだろうか?...そんな映画

誰がこの映画で「かわいそうに」や「哀れなる者」なのだろうか。。
もう全員、かわいそうや哀れなる者という印象が強い。
普通の人がこの映画にはいない印象。せめて言えば、婚約者って所です。

★人生のやり直し
人生のやり直しと思えば感謝。
そんな経験はできる事ではないが、一方で蘇生された人いれば、一方で死を迎える人もいたはず。
何が正解かはわからない。

★第96回アカデミー賞
・美術賞
・衣装.デザイン賞
・メイクアップ.ヘアスタイリング賞
・主演女優賞
4部門獲得おめでとうございます🎉
衣装賞を狙ってたのか?...と思う様な奇抜で素敵なドレスでした。

《物語》
不幸な若い女性ベラは自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスターによって自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。「世界を自分の目で見たい」という強い欲望にかられた彼女は、放蕩者の弁護士ダンカンに誘われて大陸横断の旅に出る。大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見つめるベラは時代の偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を遂げていく。

プロデューサーも務めるストーンが純粋無垢で自由奔放な主人公ベラを熱演し、第96回アカデミー賞で自身2度目となる主演女優賞を受賞。天才外科医ゴッドウィンをウィレム・デフォー、弁護士ダンカンをマーク・ラファロが演じた。脚本は「女王陛下のお気に入り」「クルエラ」のトニー・マクナマラ。アカデミー賞では作品賞ほか計11部門にノミネートされ、ストーンの主演女優賞のほか、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門を受賞した。
(以上「映画.com」より)

監督
ヨルゴス・ランティモス
出演
エマ・ストーン(ベラ・バクスター)
マーク・ラファロ(ダンカン・ウェダバーン)
ウィレム・デフォー(ゴドウィン・バクスター)
ラミー・ユセフ(マックス・マッキャンドレス)
ジェロッド・カーマイケル(ハリー・アストレー)
クリストファー・アボット(アルフィー・ブレシントン)
スージー・ベンバ(トワネット)

《こんな話》
・不思議な世界観
・脳移植

《関連する映画》
・ウェスアンダーソンの映画(不思議な世界観)
・女王陛下のお気に入り(監督ヨルゴス・ランティモス+エマストーン)
・クルエラ(エマストーン)
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