人間の成長と惰性と欲を胎児の脳を埋め込まれた一人の女性が再び一巡する哲学的ロードムービー
最初から既に奇妙な空気が流れていて
その空気にだんだん自分が慣れていく感じが今までの映画にはない感覚でした。
この映画がR指定がついているのは言うまでもないんですが、ただエログロをひけらかしているのではなく、人として少女として女性としての成長を描く上でめちゃくちゃ重要なシーンになっていて、初めて真っ直ぐああいうシーンを見れた気がします。
子供から大人になる過程で色んな経験をしてきて、すごく影響力が濃い人達と出会い、一人の聡明な女性として出来上がるのですが、見た後に初めて感じるあの爽快感がなんとも心地よいです。
好き好きはあるかもしれませんが、見た後絶対にスッキリする映画第1位です。
