TakaCine

ローマの休日 4K レストア版のTakaCineのレビュー・感想・評価

5.0
【オードリー王女に軍配】
映画館鑑賞、間に合いました😂
この名画を映画館で観られるなんて想像したことなかったけど、大画面で観られて本当に良かったです😂✨

《オードリーの魅力満開》
今回、鑑賞して長年みなさんに本作が愛されている理由が、しっかり分かりました🙋‍♂️

まずオードリーの魅力が大スクリーンに満開状態😍🌸
誰もが彼女の天使の微笑みを見たら、ウットリしてしまうでしょう🤩‼️相手役で既に大スターのペックが、彼女の前だと単なるにやけたおっさんにしか見えなかったです😁(笑)
有名な「ヘップバーンカット」の愛らしさ、「真実の口」での素の反応(実際にペックのイタズラに驚いてます)、ラストの記者会見での凛とした気品など、ヘップバーンの輝く吸引力に目が離せませ~ん👀💕

当時無名だったオードリーが、本作で一気に大スターになったのも納得😚👌(世界中が、オードリー旋風だったらしい🌀)

そりゃ、アカデミー主演女優賞ですよね😌‼️
(🏆️初主演作&初ノミネートで受賞、23歳の時)

《演出も俳優も脚本も衣装も完璧》
実は、監督はフランク・キャプラ、主演はケイリー・グラントとエリザベス・テイラーという案もあったんですって🤫

今となれば、アン王女はチャーミング&エレガントなオードリーしか考えられないし、渋くて生真面目なペックが適任と思えますのに🤔

とにかく大画面だと、オードリーの自然な笑顔も、やんちゃなお転婆ぶりも、大きな瞳から流れる涙もその一挙手一投足、全てが愛らしすぎて…きっと誰もが彼女の味方になる気持ちになったでしょうね🤗💕

本作を観れば、必ずオードリーに恋しちゃいます😍💘

初見の時は、オードリーの愛らしさと王女の責務って大変だな~って、確か自分が中学生くらいだったけど思ってましたよ🤔

それとカメラマンの髭おじさんが面白いなあ~(よく酷い目に遭うなあ~)って思いましたよ😁

今の日本で配役をするなら、
アン王女:永野芽郁
ブラッドレー:玉木宏
アーヴィング:中村獅童
なんて妄想してました😁(笑)

名匠ワイラーの演出もくどくなく小気味良く情感もあって適切、美しい二人オードリーとペックの表情をよく捉えているし、台詞が粋でエピソードも随所に入っていて決して飽きさせないし、ほろ苦いロマンチックコメディ調で日本人好み(この1954年の洋画No.1ヒットが本作、邦画No.1はすれ違い物語の『君の名は 第三部』)😉

原案・脚本は『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(2015)に描かれている、当時は赤狩りで名前が表に出せなかったダルトン・トランボ(今は名前がしっかりクレジットに表記)だから、最高に決まってます(🏆️最優秀原案賞受賞)。

衣装がこれまた素晴らしい👏イーディス・ヘッドのシンプルでエレガントな衣装は、オードリーにピッタリですよね😌(🏆️最優秀衣装デザイン賞受賞)

鑑賞中は往年のファンらしき方々が、エピソード毎に笑っている声が聞こえて「みなさん、ほんと本作が好きなんだなあ♪」としみじみ感じましたね~😌

また若い方や海外の方もご覧になってました。

もう本作の全ての場面が、妖精オードリーを隅々まで魅力的に捉えて、幸せな気持ちで鑑賞を終えました。

《素敵なプレゼント》
嬉しい計らいは、冒頭と末尾に淀川長治さんのテレビ解説(1979年11月11日、日曜洋画劇場放映時のもの)が載せられているところ😂裏話を入れて熱っぽく語られる名口調が懐かしくて、彼の解説で育った身としては感無量でございます😍感謝‼️

不朽の名作『ローマの休日』を、製作70周年4Kレストア版として再上映下さった方々、本当にありがとうございます🙇‍♂️

真っ白の素敵な特別パンフレットも読み応え十分(売り切れるかも?と思って、公開初日に購入済み)💮

それでは
「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」
(大好きな淀川長治さんの挨拶で締め括ります)
TakaCine

TakaCine