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シティーハンターのTakaCineのレビュー・感想・評価

シティーハンター(2024年製作の映画)
4.2
【ついに実写決定版!】
人気アニメの実写映画化として、今まで迷作ジャッキー・チェン版(1993)、好評だったフランス映画版(2019)がありましたが、ついに日本から決定版としてNetflixから配信されましたね😉(ネトフリ入ったままで良かったw)

端的に言うと、原作オタクである鈴木亮平さんの愛がギッシリ詰まった鈴木亮平版シティーハンターでした。完璧なまでに、CHの世界観を作ってくださいましたね😂💕

《獠になりきった鈴木亮平さん》
正直、鈴木さんのお顔は冴羽獠に決して似てないのに、なんだか似て見えてくる抜群の再現力で、完璧な冴羽獠が画面にいました‼️

シリアス顔もおふざけ顔も瞬時に使い分けて、シルエットもお声もだんだん似てきて、特に「もっこりちゃ~ん!」は完璧に神谷明さんのお声そっくりで、ファンとして悶絶モノですわぁ🤣♪

冒頭からある名曲にのせた「もっこりソング」がアホすぎて爆笑😁
そして、どんだけ「もっこり、もっこり」言うんか(笑)
このコンプラの時代に😁

○○なアラジンもアホだし、体を張った「もっこりショー」は超一流俳優なのに鈴木さん偉すぎます(変態仮面に次ぐ筋肉美✨)😂👏

なにより冴羽獠として必要な存在感・身のこなし・心持ちが完璧なる冴羽獠になりきってました💯
まるでブランドに全然似てないのに、ヴィトーにしか見えなかった『ゴッドファーザー PART II』(1974)のデ・ニーロのようでしたね。
本当に最高の冴羽獠でした‼️

《香も槇村もそっくり!》
香(森田望智)もアニメの髪色と違うし顔も似てないと思ってましたが、可愛さ・幼さ・勝ち気・脆さ・真っ直ぐさ・お転婆・猪突猛進…全て香らしさに溢れていて、思いの丈を吐露する屋上のシーンでは一緒に貰い泣きしてしまいました😭

香と槇村が重なる台詞(その時の獠の反応!)もイイ‼️

更に本作でも重要なキーパーソン、槇村秀幸(安藤政信)も獠とのバディ感とモッサリ感も絶妙な塩梅だったし、一番大事な雨の場面を本作でどう描くか…相当悩まれたでしょうけど、とってもエモくて泣けました😭

ネット界隈では似てると評判だった海坊主(マフィア梶田)は、どこに出ていらしたのか分からず…(調べて場面は分かりました。次回はもっと活躍してね)

冴子(木村文乃)はクール。

《現代の新宿がエモい!》
令和新宿の風景とシティーハンターが溶け込んでいるのが凄くリアルで嬉しい‼️

撮影大変でしたでしょうけど、歌舞伎町一番街やTOHOシネマズ新宿が見える「ゴジラロード」、アパホテルや東急歌舞伎町タワーが見える「シネシティ広場」が映されると、現代の新宿らしさが伝わって臨場感が半端なかった。
やっぱり、シティーハンターの舞台は新宿じゃないと‼️

《備考欄》
劇中でインスタみたいなスマホのSNSアプリが蔓延している現代で、「伝言板の依頼」ってなんだかシュールでしたね(これを設定から外すわけにはいかないけど)。

音楽も、途中アレンジした「FOOTSTEPS」が流れてるのも嬉しい(その時のアクションも最高)🎵😍🎵

そしてエンディング曲は、絶妙のタイミングで流れるお決まりの"あれ"なんだけど…

う~ん、ちょっと違うのが違和感あって(詳しくはコメント欄へ)😰

そして、シティーハンターを見る時には…Uber Eatsでいいんじゃない?
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