このレビューはネタバレを含みます
『ミツバチのささやき』も観たことがなくて、この作品の予備知識もほぼ無し、
そんな真っさらな状態で鑑賞。
冒頭のシーンからいきなり引き込まれる。
予備知識無いだけに、このシーンの意味合いが掴めず、これが劇中劇と分かったのは次のシーンに切り替わる時。
そして、後に続くシーンと合わせて、この作品のアウトラインが示される。
なるほど、
この主演らしき人が失踪したのか
これが残された映像で
この初老の男が監督だったのか
そうやって巧みに映画に引き込まれたまま、あっという間の3時間弱。
ただ当初思ってたほどミステリーではないし、話がなかなか進まない時間帯もあるのに、集中力が途切れず観れるのは、ちょっと不思議だったりもする。
🤔
映像かなあ‥
観てからだいぶ経つ今でも、スクリーンに映し出されたいろんな映像が「画」として鮮明に残っている。例えばジャケ写のシーンとか。
そういう意味では、長いけど映画館で観るべき映画なのかも。長いからこそ、かな。