若葉くん目当てに鑑賞
よくわかんないし、いろいろと消化不良ではあるが、シリアスなだけじゃない異色な世界観と、ちょっとクスッと出来るようなコミカルさもあるのが良かった。
若葉くんはこんなシュールなストーリー&役柄も、なんだかナチュラルに溶け込んで演じられてしまうのが改めて凄い。
おかげで引き込まれて観れた。
伊勢谷友介は出てるの知らなかったからびっくりしたけど、復活したのですね。
こちらもかなりすごい役柄ですが、妙にハマってたし安定感あって良かったです。
ループを繰り返しながら二人の関係性が変化していき、ちょっと心が近づいていくような描写が微笑ましかったりして、でもやっぱり最終的には殺すんだ、みたいなギャップが良くて、無情さの中に少しの切なさも垣間見えてくる。
殺し殺される関係なのに、「あ、ごめん」とか「どうぞ」とか言ってるやり取りのシュールさ、可笑しさがなんか妙に良くて心に残った。
ボーリングの場面の２人の対比とか、２人が乗ったボートが漂い流れていく画が印象的だった。
