淡々としているが故に、絵の可愛らしさとかひとりひとりのチャーミングさが際立つ瞬間がたくさんあって好き。
かわいくてちゃんとしたラブストーリー。
ラジオから流れる戦争の惨状が、見て見ぬふりをするなよという強いメッセージのようにも思え、また何気ない、どうしようもないけど平和ではある生活の中でそこだけが異質さを放っていて、でもこれがリアルなんだよな、などとどこか苦しくもなり。
それにしてもやっぱりフィン語の響きはなんだか落ち着く。とろんと眠くなるような。
全然違うと思うけどどことなく無声映画みたいなコミカルさを感じて、だから犬(かわいすぎた)の名前がチャップリンってところにおお〜って一人でなってしまった笑
"男は鋳物。しかも壊れてる"のパワーすごいしあそこのシーンで洋服と飲み物の色が反転してるの可愛かったしマドラーが寿司だったのもクスッとした。
