(追記)
FARGOに寄せたともいえる、
メインビジュアルは何なのかしら?
法廷映画で、シンプルで、
正直苦手な分野だが、
残った!よかった!
パルムドールか!ほほう!
多分気持ちよく終わらないとは思っていた、
僕にとって気持ちよかった。
証拠は信じられるということ。
言葉は変わってくるということ。
それらは矛盾することがあるということ。
そして人は最後決めるdecideということ。
事件が起こった直後、
人間たちは皆んなパニックになっている。
そんな中、冷静なカメラは犬の視線。
最後まで犬は何も決め込まない、
ジャッジしない。decideしない。たぶん。
母と子の気持ちの動きがきめ細かに描かれている、わけではない、むしろそこを知りたい、この人はこう考えているだろう、と思いたいという観客(自分)の気持ちに気がつく。
自分の中で早く決めたいdecideという気持ち
去年受賞の『逆転のトライアングル』が90点の邦題だとすると、『落下の解剖学』は50点であろう。他の言葉はまだ見つけていないが、Anatomie d'une chuteにはもう少し深み、味がある。
(インドでの鑑賞だが、こういう映画でインターバルはいらないな笑、一気に見終わって、疲れたー、ひー、ひーってしたい。)