◼︎二つの宗教の狭間で身も裂かれんばかりの一生を送ったであろう表題の人物の物語
◼︎ベロッキオ待望の新作だけど、何というか……いよいよヴィスコンティの領域なのか?という凄い映画だった
◼︎基本的に史実をなぞっているはずなので難解な話では全くない
◼︎終盤、果たして〝洗脳〟が〝解けた〟という言葉も適切なのかどうなのか……という物凄い振り切れ方を青年エドガルドが見せるんだけど、このシーンと、その後に訪れる〝死の床にある母親〟に対して〝あること〟をしようとするシーンも凄まじくて、ここだけとっても本年度ベスト級だと思う