このレビューはネタバレを含みます
PERFECT DAYSってタイトルがいいね
清掃のバイトしてた時ほんとにこういうおじさんによく出会った
自分を楽しくさせるルーティンがあったり、普通の人なら見のがしそうな些細なことに幸せを見出し楽しく暮らしてる人の話だと思ったら、
迷子の子を母親のもとに連れて行ったらすぐに子供の手を除菌シートで拭かれたり、後輩に「よくこんな仕事続けられますね」と言われたり、トドメには家出した娘を迎えに来た妹から「ほんとにトイレ掃除やってるの？」と言われ、世間から自分がどう見られているか現実を突きつけられ涙が溢れてしまう
姪っ子は平山の素敵な人格を理解して居心地良さそうにしてたのが良かった
役所広司と三浦友和が影踏みやるシーン可愛くて最高
最後のカメラ目線のカットで、これからも特別幸せにはならないけど些細な幸せと少しの劣等感を感じながら生きていく平山の表情を見るとこみ上げてくるものがあった
PERFECT DAYSのサントラをSpotifyで聴きながら車で帰るのエモエモだった
