狭い部屋に住んでいても思考は翼を持って自由に羽ばたくことができるし、逆も然り
フォークナーの小説の世界観を取り込んで夢想することができる彼は素敵だ
人間讃歌の映画のように思えた
みんながやりたくない仕事をやってる人って軽蔑されがちだけど、彼らには彼らのルーティンがあって彼らなりの小さな喜びもあるから、”別の世界“の人間がずかずか入り込んで資本主義的な価値観でジャッジするべきじゃないし、むしろ彼らの仕事によって世の中が成り立っていることに気づかないといけない
言葉はできる限り削ぎ落とされてるのに、生き方と表情で十分語りかけるものがあった
超クロースアップであんなに絶妙な表情の変化を1分(もっと？)以上続けられる役所広司、すごいなあ
