このレビューはネタバレを含みます
中盤くらいからひとつひとつのシーンに引き込まれて無心で観ていた。
貧困が心持ち次第で全部清貧な暮らしに変わるとは思わない。貧すれば鈍する。豊かさは人の数だけあるから、街は決められたきれいな"豊かさ“で人をみえないところへおいやってはいけないと思っている。貧困もそうだし、使い方がわからない"公共“トイレもそうだし。
これも恵まれた人側の綺麗事かもしれないけど。
人の住んでいる世界はそれぞれ違って、それぞれのバランスで回っている。それは良くも悪くもちょっとしたことで崩れてしまう。
天気のいい日も悪い日もゆらぎながら過ごしていくから、ある日全てが満たされたような瞬間が訪れるのかな。だからPERFECT DAY"S"なのかなと思った。