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Godfather(原題)のBaadのレビュー・感想・評価

Godfather(原題)(2022年製作の映画)
3.6
いつの間にかページが出来ていたので(働きかけてくださった人がいたらありがとうございます)今年一月末にtwitterにだらだら書いていた感想を少し手直しした上で転記します。

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去年のインドでのヒット映画を順番に見ていくという作業をしていて、チランジーヴィー主演の"Godfather" をNetflixの英語字幕で見たんだけれど、色々すごかった。
カメオ出演ぽいサルマン・カーン久しぶりに見た。
ご都合主義極まるけど、亡くなった父の意思を実現するために息子がああするってのは妙にリアル。

昨年度の全インドのBoxOfficeでトップ10に入っているらしいんだけれど、クオリティー的には少し苦しい感じで、サルマンが10年以上前に出てヒットしたヒンディー語娯楽映画に似てないこともない。

テルグのお馴染みのスター総出演という感じで楽しかった。
ナヤンターラーさんの出演作初めてですが、美しい。
どう書いてもネタバレしがちな映画なので、詳しく書くのは控えますが、クオリティーの割に出演者が超豪華な映画でした。

でもこれ、どこで観客がおおっ、となるかはわかるな。

テルグ語版で見ましたが、字幕出る場所がまちまちで見にくかった。あまりにわからなかったので、隙間時間にヒンディー語版でちょこちょこ見直してたら、字幕も同じ場所に出るし、単語も耳で多少拾えるので楽でした。
なんか、結構複雑な構造の映画で、どんでん返しに次ぐどんでん返し。見方が違ったようです。
結構面白いし頭使って楽しい。

元の音声に拘らない方は、もし両方あるのならヒンディー語版で見た方がわかりやすいかもしれません。

最後の方のダンスシーンでブラブ・デーヴァー師匠がチラッと踊ってましたね。共演者が大物二人のせいか、いつもより控えめな現れ方でした。
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