にっきい

バッド・デイ・ドライブのにっきいのレビュー・感想・評価

バッド・デイ・ドライブ(2023年製作の映画)
3.3
セリフの有る女性は3人だけ。

リーアム・ニーソンの主演って事で楽しみにしてた映画。
しかも大好きな設定の一つ爆弾解体もの。

立ち上がると爆発する話し。
これ予告では何も言ってなかったけど『暴走車 ランウェイ・カー』の3度目のリメイク。
オリジナルは見てないけど、ドイツ版『タイムリミット 見知らぬ影』が大好きで、韓国版『ハード・ヒット 発信制限』も劇場で観ました。

敏腕トレーダーのマットは、妻との約束でその朝は子どもたちを学校へ送る事になっていた。
いつも仕事優先で家族を顧みない彼に反発する子どもたちを乗せて、新車のベンツで学校へ向かうのだが、車内にあった見知らぬ携帯電話の着信を取ると…、って話し。

シートの下に圧力感知式の爆弾が仕掛けられていて、加圧する(座る)と起動して、減圧する(立ち上がる)と爆発するって設定。
見知らぬ携帯の着信は勿論犯人から。
要求は主人公の勤める投資会社の緊急用隠し資金2億8000万ユーロ。
全員英語で喋ってるけど、舞台はドイツ。
主人公の職業もオリジナルの銀行員だはなく、ドイツ版と同じトレーダーなので、ドイツ版のリメイクって事なのかも?
子どもがドイツ版も韓国版も姉弟だったのに、今作は兄妹に変更されてたり、犯人の動機も立場も違ってたりは、今作オリジナルの設定。
主人公を信用さすために同僚が爆死させられるんですが、犯人からの電話は誰も知らないので疑われるのは主人公。
でもそうなると警察が携帯の電波遮断した意味が分からん。
更に警察の包囲網を突破した主人公の車を、何故ヘリで追わないんだ?
パトカーだけで追って振り切られるとか警察が間抜け過ぎる。
ドイツ版は爆弾の上に座っている緊張感と、犯人の無理な要求に対応していく主人公の知恵が見所だったんですが、今作は爆発やカーチェイスなどアクション寄りの作りでした。
それでも韓国版よりは全然面白かったですが。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年12月2日
鑑賞回:10:40〜12:25
劇場名:MOVIX京都
座席情報:シアター⑥ O-8
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:91分
備考:リピーター割引
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