青森の伝統工芸・津軽塗を題材に、不器用な女性が津軽塗職人の父との暮らしの中で自身の進む道を見いだしていく姿を、堀田真由主演で描いた人間ドラマ。(ここまで映画サイトからの引用)
バカ多く塗り重ねるから「バカ塗り」。決してバカ(アホ)と言うことではない。話し下手の職人の父とその娘という構図はよくあるパターンで、ある種の鉄板ネタなのかも知れない。「高野豆腐店の春」も同じ構成だったが、こちらの方が自分と年齢が近かったので、より親近感を持てた。関係性の近い相手には、土足で踏み込んでしまうコミュニケーションを選択していまいがちだよな。
北国の寒さの厳しいロケ地であったが、堀田真由さんが全体を明るく照らすかのようだった。