Kyonsider

窓ぎわのトットちゃんのKyonsiderのレビュー・感想・評価

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)
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これは、子供に、子供のうちに見させてあげたい。教養になる。

トモエ学園での一つ一つのエピソードに伝えたいメッセージがすごく詰まってる。
それが説明的でなくて、アニメーションだからこその伝え方がすごくいい。
小さい子達でも、何か感じるものがあるはず。

トモエ学園の学校生活の中で、他人との関わり合いができるようになってきて、好きなことがやれてるのは、周りの配慮があるからとだんだん分かってきて、思いやりの気持ちが大きくなっていくトットちゃん。

だけど、突然の戦争
周りが前触れもなく変わっていき、自分ではどうしようもできない、抗えない理不尽さ。理不尽さをモロに受けるのが子供。
社会、大人を見て子供は育つから。

戦争をやってはいけない理由としてこれだけは言える。相手どうこうじゃなくて、内輪まで影響を受けてしまうということ。
これが一番悲しい。それを受けるのが未来の子供。

他人であっても、誰かにとっては特別で
死がランダムで降り注ぐことは絶対に起こしたくないな。

去年最後の映画。

ps.いつからパンダ好きになったんだろうか
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