酒井監督、音楽横山克、キャスト陣、カラフルな個性の塊たちが一同に会すると、こんなにも鮮やかで美しい作品になるのか。
現役の学生にこそ、グッときたり、共感しやすい作品、しっかりと若者向けになっている。
しかし侮ってはいけない。
自分の本心が言えない、やりたいこともできずにただ自分だけが頑張るしかない状況、一歩踏み出す怖さ、誰にも認めてもらえない寂しさ。
このような誰にでもある普遍的な悩みに主人公たちは悩み、そして恋愛を通して成長していく。
恋愛+人としての成長物語がとても濃密に描かれていてどの世代が見ても感情移入してしまう。単なる若者向け恋愛映画と思ってはいけない。
もちろんキュンシーンもあり。
スマホの機能を使った現代的な胸キュンシーンは必見です！
初主演ながらJO1の白岩さん、陽気なイケメンオーラを纏いながらも、寂しさや悩みを抱える隠な部分を見事に演じていて良かった！
人間の多面的な要素を存分に表現されていた。
ということで私の今年ベスト恋愛邦画に決定！
