まーさん

逃げきれた夢のまーさんのレビュー・感想・評価

逃げきれた夢(2023年製作の映画)
3.5
定年間際のオッサン「なぁ、由真(娘)」
由真さん→携帯ポチポチ…数秒後「え?」(かったりーな感)

【概要】
①定時制高校で教頭をしている主人公の末永。来年には定年退職する予定であり、職場では生徒たちとそれなりに接して来た。しかし、家庭での居心地は悪い🤔
②そんな中、元教え子がアルバイトしている定食屋で会計を忘れてしまう。追いかけて来た店員の元教え子に「俺病気なんよ、忘れるんよ」と言い、そのまま立ち去る😟
③そんなことや、なんやかんやあって仕事も辞めようかと思った末永。しかし、家族から「おつかれさま」ももらえない…。適当に綺麗事を言って来た男。そんな人生俯瞰する映画😨

【見どころ】
◯ オッサンの後悔を描く
主人公の末永。会話の時に頭の中でちゃんと考えもせず、まとまりのない話をしてはちょっと行き過ぎてしまって後悔ばかり💦また、思いつきで適当〜にその場限りの綺麗事を言って、その言ったことすら忘れちゃうオッサンなのだ🙁

…いや、うん。分からなくはない。分からなくはないぞ。なんて言うか、“とりあえず”で聞こえのいいことだけ言って、その場を乗り切っちゃうことあるよなぁ。

◯独特の間(ま)
この映画って、登場人物がこちらに語りかけてくるようなアングルが多いのが特徴。そして、なんかこちらもそれに応えなきゃいけないかのような、絶妙な間(ま)を取ってくる。しかもBGMもありません🙅‍♂️

【雑観】
◯見てらんないよ…😭
▶︎娘に好かれようとしてアプローチをかけては、結果としてキモいことやうざいことを言ってしまう。成人した娘に、高い高いしたいとか言うくだりとかね😨
▶︎奥さんにスキンシップやセクロスの打診しようもんなら、ゴミを見るような目で断られてしまう…。そのあとに「ごめんっ!今のなしッ!」と言っては愛想笑い😨

その後、「落ち着け!まずは座ろう!」と言って自分だけ地べたに座り込む。その姿を立ちながら上から冷ややかな目で見る家族…👁️。娘からの「お父さんめっちゃ喋るね」がなんかイヤや…。
まーさん

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