健一

ヴァチカンのエクソシストの健一のレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.0
君たち🧟は どう 死ぬのか 😅🥵


『夏 🟰 ホラー映画』という定説がどんどんと崩れていく昨今。
都内の気温が37度という猛暑日に老体に鞭打って劇場へ。🥵
週末の激務、連日の猛暑、に伴う寝不足。
もう体力も限界。あゝでも映画館に行きたい。
ラッセル苦労 した鑑賞でした。😅💦

ガブリエーレ・アモルト神父。
ローマ教皇に仕えた直属のチーフエクソシスト。
人間に取り憑いた《悪魔を取り払う》為、壮絶な戦いを繰り広げて来た実在の神父。
ある少年に取り憑いた最強の悪魔との壮絶な『悪魔祓い』をついに映像化・・・

さて本作。

『実話を映画化』と『実話を元に映像化』は全くの 別物 だということを改めて実感させてくれた作品。😅
ラッセル・クロウ演じるアモルト神父は実在の方で数々の悪魔祓いを行なって来たのも事実。
惜しくも2016年に死去されたそうだが、もしまだ生きておられて本作を鑑賞したらどう感じただろう。
本作はホラー映画としてはかなり完成度は高いと思う。
しかし頭のどこかで『これ本当?』『いやいや、ここは無いだろ。』と驚愕のシーンが繰り返されるたびに自分自身に突っ込んでいる自分がいる。
その《邪念》さえ取り除けば暑い夏に満足させてくれる作品だと思います。

「アオラレ」を鑑賞した時に正直言って、
『あゝ ラッセル・クロウもニコラス・ケイジ や ブルース・ウィリスのような道を辿るのかなぁ・・・』なんて悲しくなったが本作で『アカデミー俳優』らしい地位に少し戻って来たのかも。😅
佇まい、ジョークの間、迫力の悪魔祓いのシーン。
さすがアカデミー俳優の貫禄を存分に魅せてくれている。
もう、彼の存在 だけでもっている作品。
逆にラッセル以外のキャストに全く魅力を感じないのが大きな致命傷。
アモルト神父(ラッセル)の相棒となる地元の神父、取り憑かれた少年、その子の母と姉。
せっかく抜擢されたんだから もっと頑張ってほしかったかな。

本家本元の伝説的な作品「エクソシスト」に比べるとエンタメ感とラストの悪魔祓いシーンが数段にパワーアップされているので まぁ、21世紀の『エクソシスト作品』としては成功しているのではないか。

時間があれば、どこまでが実話で どこまでが脚色されているのか調べてみたい。

でも。私にそんな時間は無い。 😅🥵



2023年 7月17日 14:05〜
イオンシネマ板橋screen 2
💺182席
客入り ほぼ満席。 👏👏👏

この日の東京都練馬区の最高気温は36.9度。🥵
そんな猛暑もなんのその!
祝日 & 月曜(毎週月曜は1.100円均一)ということで劇場ロビーは信じられないくらいの超大混雑。
まぁ、殆どの方があの『巨匠の新作』目当ての人でしょうけど。😅
健一

健一