健一

カンダハル 突破せよの健一のレビュー・感想・評価

カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)
4.0
せよ。  😅



なんかタイトルが同じジェラルド・バトラーの
「ハンターキラー 潜航せよ」に似てない?😅😅

というワケで。

「エンド・オブ・ステイツ」「グリーンランド 地球最後の2日間」のジェラルド・バトラー & リック・ローマン・ウォー監督コンビの第3弾。

想像以上に面白かった。😳
なんでも本作は元アメリカ国防情報局の職員としてアフガニスタンに赴任していた方の実体験をベースに映画化しているそうで。
なんでなんかストーリー展開に妙な説得力がある。

①イラン🇮🇷精鋭集団コッズ部隊
②パキスタン🇵🇰軍 総合情報局
③タリバンのゲリラ集団
④金で動く💰武装集団 と。
数多くの『ワル』達がジェラルド・バトラーに襲いかかって 普通なら『どいつがどいつだか分からない』展開になりがちなのだが、全然そんなこと無く非常にわかりやすく事態が進んでいく。

とは言え 絶体絶命の連続。
常にハラハラドキドキの展開。一瞬も目が離せないリアルな映像が最後まで持続されている見事な構成。

ジェラルド・バトラー以外全く知らない俳優たちを起用しているのも逆にリアルさを煽っていて緊張感が増す。
そしてイラン🇮🇷やアフガン🇦🇫などのリアルな現地でのロケーション。
『本物を伝えたい』という製作陣の本気さが びんびん に伝わる。

命からがらで逃走している最中なのに『お祈りの時間だ』と言って お祈りを始める一緒に逃げてる通訳のイラン人。
この辺の描き方も実にリアル。

私も昔、職場にバングラデシュ🇧🇩人のアルバイターがいて仕事が終わった直後に必ず『お祈り』を捧げていた・・・

連日ニュースで報道しているガザ地区への空爆。
多くの人が命を落とし、同時に血だらけになり泣き叫ぶ罪のない子供たち。
報道カメラに向かって『ここは地獄だ!』と叫ぶ民間人たち。
見るたびに胸がえぐられるような思いだ。
同時に彼等はあんな悲惨な状況下にあっても『神』を信じ祈るのか・・・
そしてこれも『運命』『試練』として受け入れているのか・・・

話はそれたが・・・😅

期待以上に興奮させてくれた作品でした。
ラストは大号泣ものです。 🥹
帰る場所がある。
待っていてくれる人がいる。

って。


いいですね。 🥹


2023年 10月30日 16:15〜
池袋HUMAXシネマズscreen 3
💺306席
客入り 私を含め 2人。 😣

「ザ・クリエイター 創造者」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「極限境界線 救出までの18日間」
「ナイアド その決意は海を越える」
そして本作
「カンダハル 突破せよ」 と。
同じ日(10月20日)に観たい作品が5本も同時公開されると さすがにツライ。😓

超ハードな 11日間 でした。 😅😮‍💨
健一

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