震災で家族を失った介護士の女性が介護施設での出会いとその日常を通して、生きることへの希望を見出していくドラマ。
地元がいわきなので懐かしい風景もありながらも施設での様々なドラマがあって面白かったです。
入場者プレゼントで柏屋の薄皮饅頭頂きました。上映前にも薄皮饅頭のCMが流れてめちゃめちゃ懐かしくなりました。
薄れることがない震災とその悲しみを扱いながらも、介護施設での日常や施設の方々の色んなドラマがあって、すごく穏やかな気持ちで見終えられました。
施設での日常と河合さんのドラマがメインで辛くて目を伏せたくなるような悲しいこともありますが、
菊田さんのハプニングもめちゃめちゃカッコよくて、おじちゃん2人の恋喧嘩も映画の中の心地よいクッションになっていてほっこりしました。
失ったものは戻らないし、その悲しみは一生癒えることはないけれど
今日明日を生きることの1歩ずつの希望を感じられる作品でした。
