ヨーテボリ映画祭にて。
満たされない夫婦生活を送る元ポップバンドのスターのビリーとかつて自分のファンだったモニカのロマンス。
コメディと紹介されてたがそんなにコメディぽくはなかった。
昔はスターだったが今は妻のほうが家計を支え、毎日の家事に追われるビリーの姿は端から見ると微笑ましいが本人は悶々としているようだった。
かつてのファンで隣人でもあるモニカとある秘密を共有したことにより二人の距離は縮まっていくが、二人が一緒に人生を歩むとか逃避するのはあまり現実的ではなく、この映画もそういうスタンスだった。
そんな抑えきれない行動にも移せない思いをどうやって解放するか。
ミュージシャンってこういう時に自作の歌をライブで伝えられるから良いね。
これステレオタイプの会社員と主夫/主婦だったらこうはいかないよねと思いながら見てたがあまり印象には残らないかな。