色恋の関係がない男女がほど良く助け合いながら一緒に働いているのを見るのが心地よかった。
“忘れもの”を取りに職場に戻るところ好き。
クリニックで診察とも言えないくらいあっさりやり取りが終わり薬だけ処方されるのとか、患者や付き添い人がこれはいつまで続くんだろうと途方に暮れていても「気長に」としか言ってくれない先生の言葉がリアルだった。
占いや薬より、相手を知って助けようとする身近な人の行動が効く。
新しい人間関係のなかでもまた自分の体調とうまく折り合いをつけながら健やかにやれているといいな。
仕事関係のある場所が一瞬でてくると聞いていたが、エンドロールまで忘れていたくらいストーリーに集中していた。
ポスターや予告編の印象で勝手に、ちょっと影のある恋愛ものと勘違いしなかなか見られなかったが、むしろ自分が好きなタイプの作品だった。
