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コヴェナント/約束の救出のnanaのレビュー・感想・評価

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)
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戦場での通訳って、改めて考えるとめちゃくちゃ重要な存在だよな。

ジェイク・ジレンホールがキレる映画に外れ無しという感じで、もちろん戦地のPTSDとかいろいろあって精神的にすでに結構参っていることもあるかもしれないけれど、あまりに融通のきかない米国の対応にブチギレ&目がどんどん死んでいくジェイク演じるジョン。
男同士の友情ものと言えばガイ・リッチー的だけれど、ユーモア、エンタメ感はいつもより薄めの堅実な映画(まぁ題材が題材だし)。
友情という優しい響きより、「助けてもらった恩は返す」的な義理という言葉の方が似合うかも。

ジェイクが好きだし観に行くけど、あんまり露骨にアメリカ兵・アメリカ政府万歳みたいな美談だったら嫌だなぁと思ったものの、さすがにそういった内容ではなく。
むしろアメリカの政策や対応を批判しているように感じました。
さすがに今この現代にアメリカのプロパガンダ映画を作るような無神経さはなくてほっとした。
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