このレビューはネタバレを含みます
死んだ馬が朽ちていくさまと、主人公が死んだ後の土地の移り変わりを描写する季節ごとのカットは、美しくも恐ろしく、この映画のハイライトだと思う。
先月見たグリーナウェイの「ZOO」のタイムラプスもだけど、個人的にそういう見せ方が好きなのかもしれない。
最近見た映画との共通点を挙げるとすれば、自然の美しさと脅威、人の衝動的な殺意を描いているいう点で「悪は存在しない」とも似てる部分があるのかなぁと思ったり。
とにかくアイスランドのロケーションが最高で、長い映画だけど見ていて飽きることがなかった!主人公にはあんまり感情移入できなかったけど!