この映画は、俺の話か?
俺自身も20年前に韓国の女の子と仲良くなり、およそ10年後くらいに再び会っている。
今は相手は韓国で生活しており、俺は日本でそれぞれの生活をしている。
もちろん相手のことが大好きだが、純粋に友達であり映画のような未練はない。
しかしこの映画の主人公ヘソンはまだ子供の頃の泣き虫だったノラのことがずっと脳裏に焼き付いている。淡い恋心は実らないのだが、SNSで再び出会うのだが。。。
こうした心の恋人は誰の心にもいるだろう。ヘソンの気持ちはとてもわかる。
ただし人間は今を生きなければならないのだ。
ノラの方もとりあえずの白人と結婚したので大恋愛というわけではないが、相方としては悪くない人だ。やはりこの関係性は壊れることはないのだ。
ヘソンは未練たらたらではあるものの、いわゆる韓国でありがちな大泣きしてノラにすがるとかがなかったのはよかった。ヘソンも大人としての対応をしていい再会が出来たとして終わっている。因縁イニョンはあったのだ。しかしお互い付き合う可能性はあったが、もうお互いの生活もあるのだ。