後日スコアを4.0→3.0へ変更
この歳で観れてよかった
胸がぎゅっとなった
どちらも自分の置かれた立場を捨てきれるほどには強くない。
愛だけに溺れるほどには愚かでもない。
プラトニックな初恋にどんなに胸を焦がしても
その淡い美しい思い出をリアルにしてしまっては
うまくいかないことも
それだけでは生きていけないこともわかってる。
本当は、触れ合いたい。
視線を絡ませることで触れ合っている。
ヘソンが韓国人らしい男前なのに、韓国ドラマによくある主人公のように成功者でもボンボンでもないところや、アーサーの下手な韓国語など、すごく上手い演出。
アーサーは愛しているがゆえにノラの打算を分かっていて愛にごまかしている。
だけど、生きていく場所とか環境とかって愛以上に大切だったりする。
だって人生は長いから。
12歳でも24歳でもない
もう子供ではない2人が出会ったからこそ
もう前へは進めない
このプラトニックな愛を成就できなかったという美しくて切ない思い出が、これからの長い人生を生きる糧になることも、わかっているようなイニョン
そんな誰かとの思い出を密かに胸に隠している世代の心のど真ん中に刺さる映画なのでは
画も美しくて切なかったな
追記
現在デュオリンゴで韓国語を勉強中。
このくらい簡単な会話だと少し理解できるようになっていることに喜び。続けたいと思う。