12年ごとに再会する男女。
24年経ち、再びニューヨークで再会を果たした二人に去来する思いとは。
ソウルで暮らす12歳の同級生ノラとヘソンは両思いだった。
その12年後、ニューヨークとソウル離れて暮らす二人は会えないままSNSを通じて再会する。
そしてさらに12年後、ニューヨークのノラに突然会いに来るヘソン。
ノラにはもう愛しあうアメリカ人の夫がいて、ふたりの再会は意外とロマンティックなものではないんだけど、それはまるで24年前の初恋の面影にさよならするような再会だった。
気まずさと懐かしさ、そして愛しさが感じられるふたりの会話のゆるゆるとした間がとてもいい。
再会の場所、ノラがヘソンを案内する美しいニューヨークの街並。
セリフが余りにも良すぎる。
(ちょっとうろ覚えですみません。
あと読み返して自分に引いちゃったんですけど、これは絶対映画を観て、流れで感じるべきセリフです！笑)
ノラへ夫からの言葉。
君は韓国語でしか寝言を言わない。君の中に僕が入れない領域がある。
ノラからヘソンへの言葉。
あなたの中に12歳の私を置いてきた。
ヘソンからノラへの言葉。
きみが今のきみだから好きだ。
三人の会話によく出てくるイニョン(縁)。
もしあの時、違う選択をしていたら？今の姿とまた違った運命になっていたのだろうか？
いや、それとも？といろいろ想いにふけってしまった。
