某○ッペンハイマーと比べて登場人物が100分の1くらいしかいません。しかも一度に画面に映る人物も多くて3人くらいなので脳に優しい構成です。安心ですね。ただ『あったかもしれない未来』を直視させられるエブエブみたいな映画なので人によってはトラウマをエグられます。気をつけましょう。私は最後の後半30分泣き通しでした。
なんで中年向けメロドラマがアカデミー作品賞候補に？と思っていましたが、極限にまでミニマルに削ぎ落とした構成は単純にかっこよかったです。こういうところなんですね。
唯一キツかったのがノラさん24歳のパートが全然24歳に見えなくて集中できなかったこと。まぁ私も白人女性の40代と20代の見分けつかないのでおあいこですかね。反省して8000回後の来世では幸せになりたいです。
