ヒカル

流転の地球 -太陽系脱出計画-のヒカルのレビュー・感想・評価

4.0
三体の劉慈欣先生原作の本作ですが、金曜日に三体を少し観てそのぶっとんだSF設定と世界観に激しく惹かれたので、慌てて本作の席を予約し、2は前日譚なので観なくても良いらしいですが、1作目を視聴しました。1作目の世間的な評価は酷評ですが、個人的には楽しめて本作の評価は高いので期待値高めで劇場へ。(🍅で批評家82観客96。ところで、劉慈欣の読み方は一生憶えられないので、英名をデフォに改めた方がよろしいかと思います。)

感想は前半贅沢にVFX技術を魅せてくれて楽しませてくれました。後半は予算使い果たしてしまったのか、人間ドラマに注力されて、ゴジラマイナスワンと同様に1ミリも刺さらず自分の感性が少し異なってるからしゃあない3点やなぁと思ってましたが、最後の最後に反則級の涙腺破壊攻撃を受けて敗北しました。エンディングロール中の謎のドラムンも劇場の大音量が心地良く気分をあげてくれましたので、オマケの4点にしときます。

1から観るか2から観るか問題は2で1のネタバレが少しあったりするので時系列順は2→1ですが、どっちでも良いと思います。ただ、1を観てない方が2のストーリーを楽しめると思います。(誰も観てない問題は置いときます。)


以下ネタバレですが、良かったシーンです。











・軌道エレベーターは異常に速く迫力があり過去1良く出来てました。体の負担を減らす為にもう少しゆっくり行っても良いかと思いますが。

・月での太陽風も緊迫感あり良かったです。宇宙系のYouTubeをよく観てるのですが、知りませんでした。移住予定先がアルファ・ケンタウリってのも宇宙好きは馴染のワードで良いですよね。

・反則のシーンは子供とのシーンです。デジタル化言及がかなり前半だったので、忘れており予測出来ておらずにめちゃやられました。色んな意味で素直に良かったです。
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