とても感動。
キューバからフロリダまで160キロの海を泳いで渡る。20代で挑戦して果てた夢に、再び60代で挑む実話。
ニュースなどで聞くと、距離の驚きで終わってしまうのが正直なところなのだけれど、途中の過程の物語が、とても魅力的。
「意地っ張り」的な信念の人って、必ずいるんだけど、本当に皆で夢を見れる状況になっていく関係性がこの映画にはあった。それは主人公を支えるボニー(ジョディ・フォスター)の支えが大きいと思っていて、良いチームが作り上げられていく姿がみられる。
ジェンダーレスな雰囲気漂うと思えば、やはり同性愛者のよう。でも2人は恋愛パートナーではなくて、仲良しL友。お互い年配になって来てのL友だからこその、人生の熱い共有が素敵に映る。
かなりの時間水の中の撮影が行われたと思われ、アネット・ベニングの体力を賭けた演技が素晴らしかった。今年のノミニーで、本当は一番オスカーあげたい人！その価値ある演技です。
海の映像は美しく映える。衰弱して幻覚見えるシーンもあるんだけど、そこも面白く入れ込んであった。
勿論恐ろしい物も沢山！クラゲ🪼は本当に脅威😱。
5度の挑戦で成し遂げた信念の物語。お勧めです。
航海士役のリス・エヴァンスもニヒルでイイ味出してた。
