離婚した中年女性の、サバイバルキャンプを通じた啓発を描く。「家族を持つ夢破れてからの人生」という、特別でないけれど深淵なテーマをどう描くんだろうと期待したけど全然好きじゃなかった…。
他人同士のサバイバルキャンプだからこそ意味がありそうなのに知り合いのジェイクがいる時点であれ？と思ったし、これただヘレンとジェイクがくっつくだけだったらつまらんなーと思っていたらその通りになって笑った。ヒューが怪我するまではこれといった出来事もないし、会話もつまらないので退屈。
サバイバルキャンプに知り合いがいてなぜか自分に思いを寄せていて、恋敵の小娘に勝ってキャンプでもなんか活躍するという、いい年して夢見がちな女の妄想がそのまま映画化されたみたいな感じでけっこうしんどかった。
キャンプをきっかけに自分の夢が手遅れだと口に出すことでやっと受け入れられたヒューのくだりとか良かったけど、そのヒューが怪我して退場してそのまま出てこないのも微妙だった…。
