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アレックスとチュパのowlマンのレビュー・感想・評価

アレックスとチュパ(2023年製作の映画)
3.3
父を病気で亡くし、心を閉ざしているアレックスは、メキシコに住む祖父の家へ行く事になり...そこで幻の生物“チュパカブラ”と出会う。

治癒能力を持つ“チュパ”と、心に傷に蓋をしたアレックス...治せない傷をもつ少年と
伝説の生物の友情物語。

とても可愛いらしい、神話にも登場する翼の生えた猫(翼猫)のような容姿で、ヌラヌラとした血を啜るイメージの“チュパカブラ”を一層していました!!

ピクサーの『リメンバ・ミー』に登場する死者の国の“猫ちゃん”そっくり。

アレックスにとっては“父”、祖父にとっては“息子”の死の向き合い方に対する体育会系な対話も良かったです!

言葉が通じない従兄弟や、チュパとのやりとりを通してアレックスの成長もみれたり、初期のGBだったり、タートルズだったりと、時代がアレックスの年齢と重なる部分もあったので懐かしさも感じれました。

私もレオナルド派です!

...でも何かもったいない~💦
少年とチュパのもっと精神的な繋がりが欲しいなぁ~と思ってしまいました💧
“チュパ”を狙う研究者も...そんなにワルモノ感もないので...もっと悪どい方法でとらえて、それを少年・少女と時折記憶を失くす祖父があの手この手で取り戻すアドベンチャーが...思っている以上にあっさり味と感じちゃいました。
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