DelayMan

ザ・キラーのDelayManのレビュー・感想・評価

ザ・キラー(2023年製作の映画)
3.0
監督デヴィッドフィンチャー×脚本アンドリューケヴィンウォーカー
セブンの2人が久しぶりにタッグを組んだ作品

依頼された殺しを失敗してしまった殺し屋
ミッション失敗の報復で恋人に危害を加えられ、関係した人間一人一人への復讐に燃えるという内容

殺し屋のルーティーンやプロとしての準備や心構えを序盤の結構な時間を割いて丁寧に描いているところ、そんな殺し屋がミッションを失敗してしまい焦りまくるという人間らしいところから展開していくのがこの作品の特徴だと思う

不安な心を落ち着かせるために暗示をかけるように同じ言葉を繰り返しながら、iPodで THE SMITHSを聴くところがスタイリッシュでカッコ良い
ただ、 THE SMITHSの曲もっとしっかり聴かせてとも思った

殺し屋視点なので全体的に淡々と進んでいくところと、説明は極力少ないのでこの人なんの人なの?となる場面も多かった

タクシーの運ちゃんの綿棒みたいな女という表現が本人登場した時に的確すぎて笑った
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