ノルウェー版シンデレラ
シンデレラは沢山の国で様々な作品が作られていて、私も今まで何個も違うシンデレラを見てきたけどこれも結構好きだった。
意地悪な継母に虐げられるストーリーはお決まりなんだけど、このシンデレラには魔法使いが出てこない。けれど3つの木の実で3回だけお願いが叶えられるって言う設定。斬新でよかった。最後の木の実割っても何も起こらなかったのはどうしてだろうって思ったけど、最後は自分の力で行けって言う意味だったのかな？それとも何か別の意味があったのかな。そこは上手く読み取れなかった。
ある時はすすだらけの煙突掃除人、ある時は弓と羽を持った猟師、またある時は立派なドレスを着たお姫様
だけど本当の彼女は小さな町の女の子、でもそのどの姿の時も王子様は気付いてくれて、いつだって彼女に惹かれてる。もう心から恋に落ちたんだなって思えて良かった。
どのシンデレラシリーズもシンデレラが魔法で授かったドレスに身を包み舞踏会へ足を運び、そこで気づいた王子様と踊るシーンがワクワクして大好き。
このシンデレラの王様とお妃様めっちゃ良かった。シンデレラが逃げてしまうシーンもどうしたらいいのか分からず呆然とする王子の背中を押したのが王様だった。追えと、父親からのこのセリフで走る王子、とても良かった。
この話の義理のお姉さんは良い人だった可愛いのに自分に自信がなくて、優しい人。
あと個人的に王子にダンスの指導してくれた人可愛くて好き、良いキャラ。そしてその人が思わずウットリしてしまうダンスを披露した王子の友達の男性二人組。この2人の雰囲気おや？ってなったけど案の定最後に2人がキスしてておやおやおやおやってなった。多様性だね。素敵。
