楽しかったなぁ…
文字起こしすると全編馬鹿だとしか思えない。
鑑賞して一晩経って、前半の話がほとんど思い出せない。
でも満腹感は半端ない。
話の通じない頑固な番長、ゴジラ。
一狩りしてからの朝シャワーがモーニングルーティン、虫歯が気になるコング氏。
凶悪巨神類人猿、スカキンさん。
ヌンチャクにされても頑丈頑健大丈夫、小さめの巨猿、スーコ。
言葉を喋るキャラクターはいない。でもスクリーンを観ているだけで彼らの感情、言葉がわかる！わかるんです！
エジプト戦、地底空洞戦、ブラジル戦の畳み掛けるような画力の暴力に笑いが止まりませんでした。
おーい！とギザから声をかけると、はーい！とジブラルタル海峡から返事をしてくれる。
流れるように繰り出させるブレインバスター。
無重力状態を利用した、巨体感とスピード感が両立された一大バトルシーンのフレッシュさ。
ラストのラスト、今後がありとあらゆる意味で楽しみになるとんでもない絵面で締めてからの暗転。
意味のあるセリフなんて一つもないけど、絵面だけで物語がドライブしていくのはある意味映画という表現そのものなのかも…
と近年でも随一の低知能脳汁漏出映画を観たとは思えない感想をぼんやり思い浮かべながらテクテク家路に着いた昨夜。
ジアが額に塗ってたやつ、自分も横で見ていた友人も"練りからし"だ！と感想が一致。
これからもこいつとは映画観に行こうと思った。
