カッシーさんの映画レビュー・感想・評価

カッシー

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名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)(2010年製作の映画)

3.5

勝手に高高度密室殺人とキッドのお宝強奪が絡む系のストーリーかと想像していたため、バイオテロをめぐる話が展開されていきびっくり。
いい感じのミスリードもありなかなか楽しいが、特に推理を披露して犯人を追い
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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

3.7

和葉×紅葉の眼福っぷりよ。

開始20分で爆発が発生するサービスっぷり。
どうしたって子供向け映画なので説明的なシーンやそれをセリフで説明しちゃ仕方ないよ、な真犯人の自供を引き出すシーンは褒められたも
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.4

待ちに待った最新作の前にSF映画の金字塔の呼び声高い本作を鑑賞。
オチを知らずに観たい名作五本の指には入るやつ。

猿たちの絶妙な表情と作り物っぽさが気持ち悪くて怖い。
勝手に自分達が上位種だと思い込
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名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

3.2

和葉がコナンヒロインの中で一番可愛いと思う。
謎解き要素は皆無、犯人の動機も拍子抜け。
前半のテンポ感が良くなくシーンが間延びしてる感が強い。

でも和葉が可愛い。
平次には是非とも彼女を幸せにしてほ
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.0

楽しかったなぁ…

文字起こしすると全編馬鹿だとしか思えない。
鑑賞して一晩経って、前半の話がほとんど思い出せない。

でも満腹感は半端ない。
話の通じない頑固な番長、ゴジラ。
一狩りしてからの朝シャ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

IMAXの圧倒的な没入感と迫力を体験できて良かった。
あの大画面で"フュリオサ"の予告を見ることができたのも嬉しい。

肝心の本編は、前作の何倍も物語として面白く楽しめました。

サンドワームを乗りこ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.4

劇場で観ることができて良かった。
陳腐だけど第一の感想はこの一言。

赤狩りとストローズとの対立がサスペンス的な盛り上がりを見せるものの、基本的には淡々とエピソードが描かれていてもっとドラマチックな展
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

2.2

こんなへっぽこな映画は久しぶり。
フラッシュフォワードもカメラワークも一辺倒なピンチ描写も見せ方がトンチンカンすぎる。

言語化ができない素人目線ですが、映画を構成する基本が何一つ満たされていない気が
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.3

パート2の世界的な期待感と評判の高さから急いでパート1を鑑賞。

結論、大したことが起こらないまま終わるなんとも煮え切らない一作。
ヴィルヌーヴらしいエピックなシーンは見応えあるものの自宅でソフトでの
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.0

あまりにも脚本が幼稚すぎる。
こんなにも芸達者が集まっているのに真面目にやってないとしか思えない展開やシーンの連続で非常に辛い。
小説と現実の対比も描かれずどちらも同程度の半端な"荒唐無稽っぽさ"で表
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.1

?の連続。
シュールで乾いた笑い、ボーの視点で描かれる世界観の歪みにクラクラ。
とことん可哀想な目に遭い続ける男を永遠見せられる3時間。ユダヤ教徒の戒律の概要とそのメタファーであるという解釈を聞いては
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.7

思っていた何百倍も良かった、観に行って良かった。

モモアマン、オーム、ブラックマンタの3人がしっかりと成長して締める正統派なヒーローの成長譚で非常に後味がすっきりしていました。
モモアの快活で爽やか
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.3

雰囲気だけでこの尺を楽しませるのはすごいと思った。ジュリア・ロバーツのヤダ味、マハーシャラ・アリのいるだけの説得力やイーサン・ホークの頼りなさに引き込まれて決して退屈はしない。もっと取り返しのつかない>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

鬼太郎というコンテンツ完全初見。
前評判の良さのみで鑑賞。

全体尺の3分の2くらいは正直乗れなかったです。
微妙に感じたのは以下の要素…
・登場人物が事態を飲み込むのが異常に早い←感想を小まめに言語
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.9

去年から体感で50回くらい予告編を見させられた本作。
観ておくかぁ…くらいのモチベで劇場へ

うーん…
絵面は良かったような気はする。
膨張した深海魚で序盤から示唆していたビジュアルがゴジラへのダメー
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(2023年製作の映画)

3.3

カメラ目線で食い気味に繰り出させられるセリフの数々に何が起こるのか引き込まれながら鑑賞。このドライブしていく感じはグランドブダペストホテルや犬ヶ島に通じるものがありつつ、絵本を読んでいるようなあっさり>>続きを読む

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.3

テンポ感やセットと人物配置、台詞回しは紛うことなきウェス味。
面白かったかと言われると普通、でも見入ってしまう魅力はある。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.1

ストイックな暗殺者が淡々と仕事をこなすハードボイルドな作品かと思いきや…

蓋を開けてみたら、自らの哲学を脳内再生しながらも初手から仕事をミスってバタバタする主人公。徐々に明らかになっていく、あれ?こ
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LEGO マーベル アベンジャーズ コード・レッド(2023年製作の映画)

2.9

レゴの構造を使った演出やギャグに乏しくて、子供騙し以上のレゴのフォーマットを使ってる理由が感じられなかった。

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.0

登場人物全員が事態を飲み込むのが早すぎる。
お互いが入れ替わる異常事態も不和も和解も惑星の崩壊も誰かの自己犠牲もすんなり受け入れすぎ、感慨とかないのかよ⁈
特訓シーンがあったり、格闘戦×入れ替わりの面
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.6

完全に被害者目線のマッコールホラー。
仕事は持ち帰らずその日のうちに片付ける姿は社会人の鑑。
二度寝絶対不可の血みどろアラーム。
平穏を脅かす奴は許さない、怒りの家庭訪問。
歪むようなサウンドが多用さ
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

思っていた何倍もぼんやかした作品で、つらつらと箇条書きにしないと感想が出ない。

要素が混ざり合った未来感◎
バキッとしたビジュアル◎
ジェンマ・チャンがお美しい◎
自爆ロボが健気◎
サウンドデザイン
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

ヌンチャク、真田、ドニー・イェン
声に出して言いたい、アクション映画を面白くする三拍子。

ほんとに可哀想になるくらいヘロヘロになるジョン。
戦っても戦っても終わらない地獄…
被弾することが前提の装備
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白鳥(2023年製作の映画)

3.5

箱庭の中で展開される語り部とも登場人物とも取れるルパート・フレンドがほぼ1人喋りを繰り広げる抽象的な一本。
これまたウェス味の濃い短編、言葉にし難い何かが心に残る不思議な一本。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.6

Netflixでウェス作品が作られるなんて!
ベネディクト・カンバーバッチの圧倒的なウェス味。
入子構造の層と台詞の奔流にぼんやり包まれる心地良さが魅力の贅沢な40分間。

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.2

途中ギリシャ神話みたいな絵になって笑った。
こういう映画は劇場で観てもう記憶から消えてしまうくらいでちょうどいい🦈

バービー(2023年製作の映画)

3.5

予想はできていましたがやっぱり一筋縄ではいかない。

男性として居心地が悪くなる描写があり、素直に楽しめたというよりはうーむと難しい顔をする場面多数笑 笑えるんだけどね。
逆に言うと、ここで居心地悪く
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.4

面白かった?と聞かれたらうーん…となる。
このシーン!って思い起こされる強烈な場面も特にない。
でもウェス味をここまで濃厚に見せられたらやっぱり嬉しくなる。

彼の脳みその中身をバーっとテーブルに広げ
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.6

前作フォールアウト、前々作ローグネイションがとにかく好きすぎるためとてもとても期待していたのですが…

やはり見応えはあって十分以上に楽しめた作品であることは間違いないです。
古典的なカーアクション、
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

2.9

超えちゃいけない一線を超えてしまった…
このシリーズはセット感漂うロケーションで生身のドタバタを見るのが最高に楽しいのよ、一作目の巨石に追いかけられるところに魅力の全てが詰まっている。
だから今作の重
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

面白かった!
スピードスターのヒーローはやっぱり見ていて楽しいですね。
タイムトラベルやマルチバースの概念を絵的にわかりやすく描いていたもの新鮮で面白かった。
テーマに対する向き合い方も胸を打つものが
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.2

シリーズ中で最もアクションシーンは見応えと見やすさが両立されていて良かった。序盤から満遍なく見せ場があるのも退屈はしなかった。ただ各シーンそのものは一辺倒というかあまり新鮮味がない。
各シーンのリアリ
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ゴーステッド Ghosted(2023年製作の映画)

3.4

全角度、全仕草、全セリフが世界で一番キュートなアナ・デ・アルマス。
なんかもう…美の権化。インスタをフォローするととにかく眼福。

ルックスが人類が許容できる範囲を大幅にオーバーしているカップルを見れ
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.9

間違いないゴリゴリ骨太アクション。

真っ黒なプレートキャリアを着込みゴテゴテ装備を持ったクリヘムが戦いまくるんだからそりゃ面白い。
アサルトライフルにグロック、機関銃からミニガンまで。M4に載っけた
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.6

まだ消化できていない。圧倒的な情報量。
各ユニバースの色使い、タッチの違いはやはり楽しい。グウェンにフォーカスが当たっていた点もとても良かった。アース65ってあんなに綺麗なんですね。
今回のスパイダー
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