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キングダム 運命の炎のmylifeのレビュー・感想・評価

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)
4.0
ほんまは劇場で観たかった「キングダム 運命の炎」を初鑑賞してみた。GEO で準新作が120円キャンペーンなので準新作だけを幾つかチョイスしてみたのだ。

監督は佐藤信介。原作のキングダムは既に何回か読み返しているぐらい大好きな漫画。アニメも見た。連載も読んでいるが映画が連載に追い付くにはあと何年掛かるんやろうね…っていう程に開きがある。

そんな本作は『馬陽の戦い』をベースにしている。まさしく、映画向けな題材だと感じる。そして『紫夏編』を序盤に挟むと言うモノなのね。個人的には『朱海平原の戦い』が好きやけど、まだまだ先の話やんね。

普段は、ほぼ内容を知らぬまま映画を観るコトが多いがキングダムは全て知っている状態。続編で、これから描かれるであろう結末も当然ながら知っている。

そんな知っているコトだらけの映画は自分の中では珍しい。だが展開が読めると言うのは深く考える必要が無いので楽だが何かと刺激が足りないかも。

とは言え、ここまでのスケールで描かれると自然とテンション上がる展開。実写化としては成功だと感じる。

キャラ設定に違和感を覚えるのが数名いるが、細かいコトは気にしないでおこう。でも一番、気になるのは、呂不韋やけど。喋り方に、どうも違和感が残るのだ。

大沢たかおの王騎は当初こそ違和感アリアリやったけど流石に三作品目ともなると貫禄が出てきた感じ。特に独特な間と語りは良く再現されていると感じる。肉体的にも寄せるように頑張っているのかな。

あと、万極はかなり寄せてきている印象やけど雰囲気は似ている。紫夏の杏も良かった。

遂に李牧と龐煖も出てきたか。まぁ、キーとなる人物やからね。しかしながら、ええトコで終わるねぇ。一番見たかったバトルやったのに…

でもまぁ、次は武神対神堕としから始まるのかな。いきなし、テンションMAXが予想される。これは劇場で観たいかも。トーンタンタン。
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