りょう

劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬのりょうのレビュー・感想・評価

3.8
ヴィム・ヴェンダース巡りから横道にそれて古畑任三郎観てたらさらにそれて、このB級映画に辿り着きました😅
はっきり言ってB級なのですが!これ、ドラマリアタイしていて、映画館で観るタイミング逃して、気付けばhuluで配信されていたので、早速鑑賞✨

ストーリーは岡山の地下アイドルChamjamの一番目立たない端っこの舞菜をフリーターのえりぴよさんがドルオタ化して追いかける話。

岡山で少しだけ人気が出たChamjamは東京での路上ライブに挑む。秋葉原は聖地すぎるし、恵比寿、目黒はシュッとしてるし、新宿、渋谷、原宿は怖いということで、なぜか選んだのは五反田。五反田に路上ライブするようなとこないよ、と思ってたら多分撮影は大森笑
それと東京武道館と日本武道館を間違えたり。

五反田でビラ配りしてた時にたまたまドアストッパーの会社の社長にビラを渡したことをきっかけにドアストッパーのシュールなCMに起用され、若干バズる。五反田の路上ライブで怪我をしてしまった舞菜はCM出れず。そのバズりのおかげで地上波に呼ばれるが、CMに出演していなかった舞菜の私服が480円というエピソードがさらにバズり、舞菜も人気が出てくる。

ストーリーを書くとかなりB級ですが、この舞菜が少しずつ成長していき、最後の七夕祭りではメンバーの優しさからセンターをやることになり、舞菜大成長。

これを推すのが松村沙友理演じるえりぴよさん。舞菜が人気になっていくことに寂しさを感じることなく、嬉しがるえりぴよさんが素敵。それとオタクとはどうあるべきかを悟っているくまささん。推しがある生活がいかに人生に活力を与えてくれるかを教えてくれる。

とってもB級ですが、たまにはこういう映画もありですね。普通に楽しみました🥳
りょう

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