2023年29本目の劇場鑑賞。
令和220本目の劇場鑑賞。
宮崎駿監督が10年ぶりに手掛けた長編アニメーション作品。
事前の情報を極力非公開にして、
タイトルとポスター1点を発表した以外は、
基本的に宣伝を一切行わない異例のプロモーション方針が話題になった。
映画鑑賞は基本的に白紙の状態で観るのを好むので、
この異例の宣伝方法は別に悪いとは思わない。
僕にとっては逆にありがたいことである。
宮崎駿監督の最新作で、
アニメーションで、
タイトルを吉野源三郎の小説“君たちはどう生きるか”を採用しているとしか分かっていない。
原作は未読。
宮崎駿監督の最新作というのが最大の話題だと思う。
全く内容が分からないので、
何を書いてもネタバレになるので、
本作を観ようと思っている人はレビューを読まずに回れ右。
タイトルが“君たちはどう生きるか”なんで、
説教臭いくさい作品かと思いきや、
説教臭い内容でもなかったし、
かと言ってエンタメでもなかった。
説明不足な部分が多く、
考察好きな映画おたくには楽しめると思う。
今までのジブリ作品を彷彿させる描写が多く、
既視感は否めないが、
次から次へと現れる謎のキャラクターが面白く、
ストーリーはどうでもよくなって楽しめた。
相変わらず声優を採用しないのが不満である。