ここのところ週末ごとに天候不良で体調もあまり良くありません
そんなナーバスな時はこんな作品が良いかと選びました
時代背景は江戸末期のペリー来航のすく後でしょうか？
モノクロ作品でしたが
黒木華さん演ずるおきくの着物が桜色に見えたり
庶民の着物が藍に見えたり
切られて苦しむ人から流れるものが赤く見えたり
下肥買いの中次（寛一郎さん）や矢亮（池松壮亮さん）らが扱う糞が土色に見えたり
秋深まり銀杏の落ち葉で山吹色に染まった山道
上を望むと深緑の森が聳える
人間の脳味噌って面白い
無意識で勝手に想像しちゃうんですねコーユーの
おきくたちが生きたこのころから
世界という言葉が使われ始めたのでしょうね
おきくの父（佐藤浩市さん）の名言も良かったし
この時代の人々がものを大切にし
とことん使って最期には土に返すなどの考えは見習いたいですね
