こばまさ

最後まで行くのこばまさのレビュー・感想・評価

最後まで行く(2023年製作の映画)
3.7
4月からNetflix復活!
1年振りぐらいかと思いきや、5ヶ月しか経ってなかった…
そんな一発目に選んだのが、コチラ。
韓国オリジナルとどこが違うのが、最後まで行ってみよう!


-刑事・工藤(岡田准一)は、危篤の母のもとへ急ごうと大雨の中車を飛ばしていた。
その時、署長から着信が入り、署内での裏金作りへの関与を問われる工藤。
更に、妻からの電話で母の死を知らされた彼は動揺し、車の前に現れた男をひいてしまう。
工藤は男の死体を車のトランクに入れて葬儀場に向かい、母とともに焼こうとする。
そこへ「お前は人を殺した、知っているぞ」というメールが、彼のスマホに届く-

“ゾンビも真っ青の生命力🧟‍♂️”


藤井道人監督作は、これで4作目。
もうね、流石の一言。
ちゃんとリメイクされてるし、ちゃんと面白い!

大筋は韓国版とほぼ一緒だけど、決定的に違うのが矢崎(綾野剛)の登場の早さ。
おそらく韓国版だと後半?までこのキーマンは出て来なかった様な…
後は、轢いてしまった死体を隠蔽するくだりが、日本版の方が長い?かな。

ここの演出と、工藤役を演じる岡田准一の顔芸が見事にマッチし、前半はコメディ要素が強め。
そして、矢崎が本格的に動き出す事で、この物語は一気に加速していく。


とにかく、俳優陣のキャラクターがそれぞれにハマっていて、非常に見応え抜群。
特に、主演の2人は言うまでもなく素晴らしかった。
韓国版でも大概不死身だったチョ・ジヌンだけど、日本版の綾野剛は更に不死身すぎて笑ったよ。

脇役も、杉本哲太や駿河太郎、広末涼子に磯村ムッチ、更には柄本明まで。
この柄本明演じるヤクザ、仙葉組組長は日本版のオリジナルキャラであり、この仙葉がまたいい味出してたなと。


ワタシはご存知の通り韓国びいきなので、スコアは0.1だけコチラを低くしましたが、オリジナル同等の面白さ。

また韓国版が観たくなったニダ。
こばまさ

こばまさ