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みなに幸あれのKyonsiderのレビュー・感想・評価

みなに幸あれ(2023年製作の映画)
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訳の分からない怖さだった。

ホラーって大喜利になっちゃうけど、今回は理解しがたいものへの恐ろしさがあった。そこの習わし、風習っていったらそれまでなんだけどな。
今までのJホラーの日本のお家の奥ってなんか怖いっていうのも久々に感じた。

ホラーの反対はコメディ、この映画は完全ホラーじゃなくて、少しコメディもあるシュールな感じを目指したって監督いってて
僕はその訳の分からなさ、奇妙さに、笑えるところもありました。呆気に取られるような感じ。

理解しがたい、訳わからないって言ったらA24みたいなってね。みんな言ってるね。

古川琴音素晴らしいなぁ。
見てしまってから、段々とすさんでいって
壊されちゃって、首を絞める時のなんとも言い難い表情。物事を飲み込んで、腹がすわった感じ。どっちともとれる。

現実を見ないで上にいったお姉さん
現実を受け入れて生きていくことを決めた中学生

てかさ、何であそこの家族、古川琴音に全部投げるの意味分かんない。自分らもピンチなら、動けよ。
分かってもらうために動かなかったってこと?結構な博打じゃない?ばぁちゃんあんなになってまで、マジで意味分かんない。

監督次作もホラーでっていう感じで言ってたから。また見たいかも。
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